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【向日町競輪G3・平安賞】脇本雄太が初日特選制す「絶好調に戻すまでは時間かかる」

<向日町競輪場:平安賞>◇G3◇12R S級初日特選◇2日

脇本雄太(福井)が捲って初日特選を制した。

五輪代表としても活躍した脇本に人気が集まった、初日の目玉レース。打鐘とともに眞杉匠(栃木)が踏み出し、主導権を握る。最終2コーナーで人気の脇本が踏み出すと、一気に叩いて先頭へ。単騎の松浦悠士(広島)が稲垣裕之(京都)と脇本のマーク争いになる中、最終バックストレッチで新田祐大(福島)が発進した際、松浦と接触したようで2人失速してしまうアクシデントが。後ろのアクシデントを尻目に脇本が押し切った。

脇本が1着ながら、人気対抗の新田が失格。松浦が事故で着外に破れたことで2車単は7番人気の1−9、1770円。3連単は95番人気の1−9−6、3万3950円とビッグな配当に。

▶動画:脇本雄太が捲って人気に応えた12R

人気に応えた脇本は、「初日特選ということもあり先行争いをしなくてはいけないと思ったが、気持ちの面では待った。松浦(悠士)君のところが空いたのを見て、気がついたら内に入っていた。後ろが競っているのは分かっていた。自分のタイミングを早めに取って、捲りに構えないといけないと思った。(自転車の)進み自体は悪いのでこれから調整したい。(五輪後、中0日でG1オールスターと斡旋が詰まっていたが)ゆっくりした時間は取れたが、絶好調に戻すまでは時間がかかると思うので、そこは様子を見ながら。明日も一生懸命頑張ります」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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