河野通孝が差して決勝へ「気を引き締めて集中しました」／いわき平G3

＜いわき平競輪場：いわき金杯争奪戦＞◇G3◇10R S級準決勝◇27日

河野通孝（茨城）が差し切り、決勝進出を決めた。

河野ら茨城勢に期待が集まった最初の準決勝。打鐘とともに川村晃司（京都）が踏み出して、レースをリード。最終周回で朝倉智仁（茨城）が捲りに出ると、鷲田佳史（福井）のけん制も乗り越えて先頭へ。最終バックストレッチ、茨城勢の動きに合わせて鷲田が番手捲りに切り替えて迫るも、番手で脚を溜めていた河野が差し切り決勝の切符を掴んだ。

人気の茨城勢がワンツーを決めたことで2車単は1番人気の3-7、610円。3連単は7番人気の3-7-5、3580円と人気サイドの決着に。

▶動画：河野通孝が差して人気に応えた10R

人気に応えて決勝進出を果たした河野は、「（連携した朝倉智仁は）いつも頑張ってくれるが今日も強かったです。川村（晃司）さんがおこったその上を（捲りに）おこったので、力が違うなと。（ラインでワンツーを決めたが）人気になっていたので、何とか応えられて良かった。昨日はちょっと離れてしまったので、今日は気を引き締めて集中しました。せっかく決勝に乗ったので優勝目指して頑張ります」と連携した後輩に感謝した。