郡司浩平が差して決勝進出「優勝だけ狙って走りたい」／松阪G2

＜松阪競輪場：ウィナーズカップ＞◇G2◇12R S級準決勝◇27日

郡司浩平（神奈川）が差して、決勝進出を決めた。

郡司と平原康多（埼玉）が人気を二分した最後の準決勝。赤版周回で寺崎浩平（福井）が先頭へ。打鐘前で吉田拓矢（茨城）が踏み出すも寺崎が抵抗し、吉田は寺崎のマークへ。最終周回、深谷知広（静岡）が7番手から捲りに出ると先頭まで一気に飲み込み、ゴール前で郡司が番手から冷静に差し切り、人気に応えた。

やや人気を落としていた稲川翔（大阪）が2着に入ったことで、2連単は9番人気の5−8、2600円。3連単は38番人気の5−8−1、1万3390円と万車券決着に。

▶動画：郡司浩平が差して決勝進出を決めた12R

人気に応えた郡司は、「良い展開になりました。深谷（知広）さんが仕掛けてくれたので、僕にチャンスが生まれました。大会も松阪競輪場も非常に相性が良いと思うので、良い組み合わせだと思います。最低限、深谷さんと2人勝ち上がれたので、作戦を立ててレースを想定したい。ライバルは特にいないが、自分自身の悔いのないレースが出来ればと常日頃から思っている。まずは決勝まで勝ち上がれたので、しっかり優勝だけ狙って走りたいと思います」と優勝宣言をした。