【西武園競輪G3・ゴールド・ウイング賞】地元・宿口陽一が差し切り白星発進

＜西武園競輪場：ゴールド・ウイング賞＞◇G3◇8R Ｓ級一次予選◇15日

宿口陽一（埼玉）が差し切り、地元ファンの期待に応えた。

地元・宿口に人気が集まった8Ｒ。打鐘前、佐山寛明（奈良）が早い仕掛けで先頭に立ち、レースをリード。最終バックストレッチ、佐山のマークにつけていた山岸佳太（茨城）が番手から発進すると、3番手から宿口もそれに続く。最後の直線、番手で脚を溜めていた宿口が差し切り、白星発進を決めた。

2連単は 7-1、220円。3連単は7-1-4、310円とともに1番人気の決着に。

▶動画：地元・宿口陽一が差し切った8R

地元の意地を見せた宿口は、「すごく緊張感のあるレースだったが、関東3人で決まって良かった。（連携した）山岸（佳太）君がすごく良いレースをしてくれて、早めに行ってくれたので僕たちにもチャンスが出来た。抵抗されたが何とか山岸君が行ってくれた。今日はまだ脚のほうに余裕があった。（地元記念だが）とにかく一戦一戦頑張るだけです」と連携した後輩に感謝した。