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神山拓弥が差して13万車券を提供「地元の気持ちを入れて走っている」/宇都宮G3

<宇都宮競輪場:国際自転車トラック競技支援競輪>◇G3◇12R S級初日特選◇19日

従兄弟であり師匠の神山雄一郎に続き、神山拓弥(栃木)が差し切り初日特選を制した。

小松崎大地(福島)に人気が集まった初日の目玉レース。打鐘とともに小川真太郎(徳島)が踏み出すも、人気の小松崎も発進し主導権を奪う。最終周回、竹内雄作(岐阜)が捲って先頭へ。最終2コーナーで後方から宿口陽一(埼玉)が踏み出すも、小川に抵抗されて失速。それを見て神山が宿口の番手から内をすくって竹内のマークへ切り替えると、ゴール直前で差し切り混戦を制した。

人気を落としていた神山が勝ったことで、2車単は34番人気の2-3、8580円。3連単は404番人気の2-3-6、13万990円とビッグな配当に。

▶動画:神山拓弥が差して13万車券を提供した12R

高配当の立役者となった神山は、「9番手になったが、目標の宿口(陽一)さんが仕掛けたのでチャンスが生まれたと思います。地元参加が4人なので1人でも多く準決勝、決勝に勝ち進めればと。1着とは思わなかったが、(勝てて)良かった。宿口さんが仕掛けてくれたが、小川(真太郎)君が中団から出て合わされた感じだったので、あとは自分で内に行った。仕上がりうんぬんではなく、地元の気持ちを入れて走っている。準決勝も集中して頑張ります」と地元開催への意気込みを語った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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