競輪ニュース
【武雄競輪G3・大楠賞争奪戦】昨年の覇者・松浦悠士が初日特選を制す
<武雄競輪場:大楠賞争奪戦>◇G3◇12R S級初日特選◇22日
昨年の覇者・松浦悠士(広島)が差し切り、初日特選を制した。
S級S班の松浦と清水裕友(山口)の中国勢に人気が集まった初日の目玉レース。早い仕掛けで吉田拓矢(茨城)が先頭に立つも、打鐘とともに郡司浩平(神奈川)が踏み出し、主導権を奪う。最終周回、7番手から人気の清水が捲りに出るも、山田英明(佐賀)や岩本俊介(千葉)のけん制で前に出られず。それを見て松浦が内をすくうと、ゴール直前で郡司を捕らえ人気に応えた。
松浦が勝ったものの、連携した清水が着外に敗れたことで2車単は3番人気の9-3、1100円。3連単は37番人気の9-3-6、1万2770円と高配当決着に。
人気に応えた松浦は、「もうちょっと早く行けるタイミングがあったかなと思ったが、(清水)裕友と自分のタイミングが違ったみたい。連結は外れてしまったが、1着届いたので良かった。(吉田拓矢を1度前に出したが)踏んで出させればペースが上がるので、みんなキツいかなと。(赤版3コーナーで)裕友の脚なら行けると思ったが、(仕掛ける)タイミングが合わなかった。連結外したのが良くなかったですね。(内を攻めたことで)車輪が少し壊れてしまった。1人でも多く(抜く)と。(展開が)苦しいところでも3着以内というのを自分の中で意識している。脚の感触はすごく良かったので明日以降は自分でも楽しみ。こういう生き生きしているところを見ていただければ」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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