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鷲田佳史が記念初制覇&32万車券の大波乱「実感がまだない」/いわき平G3

<いわき平競輪場:いわき金杯争奪戦>◇G3◇11R S級決勝◇28日

鷲田佳史(福井)が捲って記念初優勝を飾った。

埼玉のホープ・森田優弥に期待が集まった決勝戦。地元の飯野祐太(福島)が早い仕掛けでレースの主導権を握る。最終周回、朝倉智仁(茨城)が発進し先頭へ。最終バックストレッチで単騎となった隅田洋介(栃木)が大外から捲りに出るも森田にブロックされ、失速。それを見て鷲田が踏み出すと、そのまま押し切った。

最後の直線、優勝候補の1人だった森田優弥ら4人が落車するアクシデントが起きたこともあり、2車単は58番人気の3−4、3万2630円。3連単は385番人気の3−4−6、32万7290円とビッグな配当となった。

▶動画:鷲田佳史が記念初優勝を飾った11R

嬉しいG3初制覇を飾った鷲田は、「ゴールした後に(連携した)村田(雅一)君が落車していたので残念だなと。F1の優勝もないので(G3優勝は)実感がまだないです。朝倉(智仁)君が前受けかなと予想していて、そこから組み立てようと。村田君が内に切り込んだあと、隅田(洋介)君が捲りに行ったのが見えたので、本能的についていきました。ついていくのに精一杯で(脚は)抜けてはないと思います。これを機に今度は村田の前で頑張れる選手になれるよう頑張ります。家族はもちろん、同期や応援してくれるファンのみなさんに(感謝を)伝えたい。この舞台に乗せてくれたのは近畿のみんなのおかげなので。次のレースに向けて一戦一戦頑張ります」と信じられない様子だった。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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