競輪ニュース
地元・吉田敏洋が差して白星発進「1番良い結果で終われて良かった」/豊橋G3
<豊橋競輪場:ちぎり賞争奪戦>G3◇10R S級一次予選◇28日
地元の実力者・吉田敏洋(愛知)が差し切り、見事ファンの期待に応えた。
吉田ら中部勢に期待が集まった10R。打鐘が鳴り、竹内雄作(岐阜)が捲って先頭に立って主導権を握る。一本棒の状態のレースが進み、他ラインは攻められないまま中部勢の一騎打ちに。ゴール直前、番手で脚を溜めていた吉田が冷静に差し切って勝利を飾った。
中部勢が上位を独占したこともあり、2車単は1-9、160円。3連単は1-9-4、440円とともに1番人気決着となった。
地元の意地を見せた吉田は、「全部(連携した竹内)雄作がやってくれた。1番良い結果で終われて良かった。余裕がなかったが、(余裕がある)フリだけ見せていればビビって後ろも来られないかなと(笑)。(ゴール前)ギリギリ抜けました。3番手が(豊橋が)地元の小林信晴さんだったので、最低でもそこまで(確定板に)連れ込みたいとレース前から考えていたので、(ラインで)ワンツスリーで決まって良かった。今日はこんな不安定な天気の予報ではなかったけど、明日は天気予報どおりなら冬の豊橋バンクらしくなると思うので、しっかり気を引き締めて臨みたい。(コロナ禍で)大変な状況ですが、選手も一生懸命頑張るので一緒に頑張りましょう」と熱いメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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