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【小田原競輪場・G3・北条早雲杯争奪戦】松井宏佑が捲って今年2度目の記念優勝

<小田原競輪場: 北条早雲杯争奪戦>◇G3◇12R◇9日◇S級決勝
松井宏佑(神奈川)が捲り切り、今年2度目の記念優勝を飾った。
神奈川勢の2番手を務める松井に人気が集まった決勝戦。地元の郡司浩平(神奈川)が主導権を握り、レースをリード。最終2コーナーで鈴木玄人(東京)が踏み出すと、最終バックストレッチで松井も番手捲りに切り替え。最後の直線、迫る和田真久留(神奈川)を振り切り押し切った。
2車単は9-5、290円。3連単は9-5-6、830円とともに1番人気の決着に。
▶動画: 松井宏佑が捲って今年2度目の記念優勝を飾った12R
人気に応えた松井は、「脚見せの時から熱い応援をしてくれて力になった。昨日から郡司(浩平)さんが前で頑張ると言ってくれたので、その気持ちに応えられるように頑張りました。(先行した郡司は)終始落ち着いていたし、強かった。郡司さんも少しずつ(脚が)タレていたし、後ろから鈴木(玄人)君が仕掛けてくるのも分かったので、飲み込まれる前に申し訳ないが踏ませてもらった」とレースを振り返った。
また、「郡司さんや後ろを固めてくれた先輩のためにも、最後まで踏み込めて良かった。(優勝は)連日、前と後ろを固めてくれた先輩のおかげ。連日応援してくれたお客さま、そして私ごとですが1週間ほど前に亡くなった祖母の後押しもあって獲れた優勝だと思う」と喜びを噛み締めた。
神奈川の仲間やファンの存在について聞かれ、「とても心強い。これからも神奈川を引っ張っていけるように、これまで以上に力をつけて一戦一戦頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。

- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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