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【岐阜競輪・G1・全日本選抜競輪】郡司浩平が3度目のG1制覇「勇気を貰った」

<岐阜競輪場:全日本選抜競輪>◇G1◇12R◇12日◇S級決勝

郡司浩平(神奈川)が差し切り、3度目のG1優勝を飾った。

3車ラインで挑む郡司と3連覇に期待がかかる古性優作(大阪)に期待が集まった決勝戦。赤板周回で北井佑季(神奈川)が踏み出し、主導権を握る。打鐘とともに古性が発進して先頭に立つも、ラインが千切れる結果に。最終バックストレッチで再び北井が踏み出すと、そのスピードに乗った郡司が差し切った。

2車単は6番人気の9-3、1630円。3連単は27番人気の9-3-6、9890円とやや高めの配当に。
▶動画:郡司浩平が差して3度目のG1制覇を飾った12R

差し切った郡司は、「(G1優勝から)少し遠ざかっていたので決勝に乗っても不安しかなかったが、(ライン)前の北井(佑季)さんや後ろの松谷(秀幸)さんに勇気を貰った。例年以上にS(級)S(班)と対戦する時はしっかり気持ちを持って戦おうと。それが今日出せて良かった。今年始まったばかりなので、これに奢らずG1やG3でも南関勢でまとまって頑張りたい」と連携した仲間に感謝。

また、「初日から自分の駄目なところが出てしまい、ラインに迷惑しかかけていない。今日優勝して何とか恩返しできた。番手絶好の位置だが、危険な位置でもあったのでしっかり守って、ラインの厚みを活かせればと思った。車番的には外枠だったので、後ろ攻めになるのが濃厚かなと思った。(北井が)しっかり仕掛けるべきところで前に踏み出してくれて、落ち着いてレース運びをしてくれた。優勝はそのおかげ。昨日の反省もあるし、早めに外を外しても内に来られる可能性があったので、締めながら最後直線勝負だなと。最後ゴール前で外に清水(裕友)君がいて飲み込まれそうな勢いもあったが、そこは気持ちで踏み勝てたと思う」とレースを振り返った。

北井や松谷からは、「“おめでとう”と(声をかけられた)。本当に2人に支えられて優勝できたので良かった。またこれからもしっかり南関勢でまとまってG1で活躍できるように頑張ります」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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