【松戸競輪場・G3・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】地元・岩本俊介が差して決勝へ

<松戸競輪場: 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯 >◇G3◇12R◇25日◇S級準決勝

岩本俊介（千葉）が差し切り、予選突破を決めた。

地元のエース・岩本に人気が集まった最後の準決勝。赤板周回で鈴木竜士（東京）が発進して先頭に立つも、すかさず深谷知広（静岡）が再度踏み出し、主導権を奪う。他ラインが攻めることができないまま、ゴール前出岩本が番手から差し切った。

2車単は1番人気の5-1、200円。3連単は3番人気の5-1-3、1040円と人気決着に。

▶動画: 岩本俊介が差し切り決勝進出を決めた12R

地元ファンの期待に応えた岩本は、「本当に前の自力選手（深谷知広）のおかげです。ヒヤっとしたでしょう（笑）。また（昨日に続いて他ラインの自力選手に）来られちゃって。何とか耐えました。作戦通りだったが、鈴木（竜士）君がさすがの動きだった。でも深谷のやる気が勝っていた。（余裕が見えるのは）顔だけは作っていました（笑）。何度も（深谷には）お世話になっているので、“ありがとう”と伝えました」とレースを振り返った。

唯一、地元勢からの勝ち上がりとなったが、「何回でも（記念で）優勝したいので頑張ります。熱い応援で選手もびっくりしています。松戸競輪の力は凄いなと。明日も一生懸命頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。