【小倉競輪場・G1・競輪祭】古性優作が捲って決勝進出「結果的に良かった」

＜小倉競輪場：競輪祭＞◇G1◇12R◇23日◇S級準決勝

古性優作（大阪）が捲り切り、決勝進出を決めた。

実力者が揃ったことで人気が割れた最後の準決勝。早い仕掛けで中野慎詞（岩手）が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで古性が発進すると、一気に叩き切りS級S班の意地を見せた。

2車単は6番人気の1-4、1820円。3連単は17番人気の1-4-2、7020円とやや高めの決着に。

▶動画：古性優作が捲り切り決勝進出を決めた12R

格上の走りを見せた古性は、「こんな状態でも応援してくれて嬉しい。思ったような初手でなかったが、結果的に良かった。（先に仕掛けた）中野（慎詞）君の掛かりが良かった。とにかく思いっきり踏むだけだった」とレースを振り返った。

また、「（最終）3コーナーで（山田）久徳さんが見えたので、ラインでワンツー決まるかなと。久々に気持ちを込められた。明日も応援してもらえるように頑張ります」と決勝戦への意気込みを語った。