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【富山競輪場・瑞峰立山賞争奪戦】山口拳矢が今年2度目のG3制覇「この勢いで」

<富山競輪場:瑞峰立山賞争奪戦>◇G3◇12R◇3日◇S級決勝

山口拳矢(岐阜)が捲って今年2度目のG3優勝を飾った。

S級S班の犬伏湧也(徳島)と連携する松本貴治(愛媛)の四国勢に人気が集まった決勝戦。打鐘とともに犬伏が踏み出し、主導権を握る。最終バックストレッチで単騎の山口が踏み出すと、一気に捲り切った。

2車単は7番人気の5-7、2890円。3連単は52番人気の5-7-2、1万7810円と万車券決着に。

▶動画:山口拳矢が今年2度目のG3優勝を飾った12R

今年2度目のG3制覇を飾った山口は、「3日間スッキリしないレースだったので、最後しっかり決められて嬉しい。地元地区とあって声援も大きくて力になった。初手の位置にこだわったのが、結果的に優勝に繋がった。(四國勢と近畿勢の)ラインが2つで単騎勢が後ろだと、犬伏(湧也)君が3番手になってレースが動かないと思ったので、そこはこだわった」と作戦を明かした。

そして、「岸田(剛)君が早めに踏んでいったので、後ろを気にせずにその3番手を死守した。犬伏君の後ろに(伊藤)旭君が入って、(村上)博幸さんも(番手の)仕事をすると予測したので、(村上が)バランスを崩した瞬間に避ける準備はできていた。ほぼサラ脚だったので、旭君に合わせられなければ犬伏君を捕えられると思った」とレースを振り返った。

また、「今開催1着がなかったので嬉しかった。自分的には悩みながらのレースで、自力も通用せず、番手も下手くそで前にも後ろ(の選手)にも迷惑をかけたが、何とか優勝して(連携した仲間の)気持ちに応えられたかなと。今回から自転車を戻して不安もなくなったので、このまま(G1)オールスターを迎えようと思う。地元地区代表として優勝できたので、オールスターもこの勢いで頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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