競輪ニュース

【名古屋競輪場・G1・日本選手権競輪】吉田拓矢が2度目のG1制覇「実感湧かない」

<名古屋競輪場: 日本選手権競輪>◇G1◇11R◇4日◇S級決勝

吉田拓矢(茨城)が差し切り、4年ぶり2度目のG1制覇を飾った。

実力者が揃ったことで人気が割れた決勝戦。前受けの新山響平(青森)が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで眞杉匠(栃木)が発進すると、そのスピードに乗った吉田が番手から差し切った。

2車単は6番人気の9-3、1860円。3連単は4番人気の9-3-1、4790円と人気決着に。

▶動画:吉田拓矢が差して2度目のG1制覇を飾った11R

2度目のG1制覇を決めた吉田は、「まだ実感が湧かない。(連携した)眞杉(匠)に感謝しかない。(23年の西武園G1オールスター決勝戦で暴走失格になったが)あれから眞杉もずっと僕のことを気にかけてくれて、(G1)全日本も頑張ってくれたし、今日も勝負圏まで連れて行ってくれた。仲間に助けられて勝てた。一走一走走るのに精一杯なので、ここに立っているのが信じられない」と連携した仲間に感謝。

4年ぶりのG1制覇となったが、「前回獲ったのは忘れちゃいました。眞杉がスタートもやってくれたし、本当についていくだけだった。眞杉が(車間を)空けていたし、凄いピッチだったのでどこで仕掛けるか、(眞杉の)車輪だけ見ていた。(最終)3コーナーのぼりで空いたなと思ったので、なるべく外を踏んだ。(脚に)余裕があったので(眞杉を)抜けるとは思ったが、頭(優勝)とは思わなかった」とレースを振り返った。

また、「ずっと信じられなくて、喜び方が分からなかった(笑)。良い時も悪い時も応援してくれるファンがいるので、腐らずにここまで来られた。ありがとうございました」とファンにメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

記事をシェアしよう

関連ニュース