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【平塚競輪場・GP・KEIRINグランプリ】地元・郡司浩平がグランプリ初制覇

<平塚競輪場:GP・KEIRINグランプリ>◇GP◇11R◇30日◇S級GP

郡司浩平(神奈川)が捲り切り、地元でグランプリ初制覇を決めた。

4車ラインとなった近畿勢に人気が集まった頂上決戦。前受けの寺崎浩平(福井)が主導権を握り、レースをリード。赤板で眞杉匠(栃木)が仕掛けると、近畿勢のラインを分断。最終周回で嘉永泰斗(熊本)が発進するも、寺崎にけん制されてスピードに乗れず。最終バックストレッチで郡司が捲りに出ると、地元ファンの期待に応えて押し切った。

2車単は18番人気の1-6、4160円。3連単は79番人気の1-6-5、2万490円と万車券決着に。

▶動画:地元・郡司浩平がグランプリ初制覇を決めた11R

嬉しいグランプリ制覇を決めた郡司は、「過去の大会ではなかなか期待に応えられず、悔しい日々を過ごした。みなさんの前で優勝できて良かった。(GPは)南関としては1人で寂しい思いで練習に励んだが、1人じゃないなと思えてこうして1着が取れた」と喜びを語った。

また、「ワンチャンスしかないと思って、そこを逃さないで踏み込んだ。(寺崎浩平と眞杉匠がもがき合う形になったが)かなり激しい踏み合いだった。ごちゃついていて嘉永(泰斗)君が見えてからは焦ったが、最後まで一生懸命踏めた。上手く余裕を持って走れていたので、最後までしっかり踏めた。(最終)バックで嘉永君が踏んだところで押し出せた形で踏み出せた。あとは抜かれないように走った」とレースを振り返った。

そして、「来年は1番車に相応しいレースをしたい。(グランプリのタイトルは)本当に取れるかわからなかったが、こうして取れて嬉しい。来年は1年間通して安定した成績を残せるように頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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