【富山競輪場・瑞峰立山賞争奪戦】村上博幸が差して決勝進出「ベストを尽くします」

＜富山競輪場：瑞峰立山賞争奪戦＞◇G3◇12R◇2日◇S級準決勝

村上博幸（京都）が差し切り、決勝進出を決めた。

2連勝中の犬伏湧也（徳島）に人気が集まった最後の準決勝。早い仕掛けで岸田剛（福井）が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで青野将大（神奈川）が踏み出すも、村上に合わせられてしまい不発。ゴール直前、岸田のスピードに乗った村上が番手から差し切った。

2車単は18番人気の2-8、7390円。3連単は73番人気の2-8-1、3万6800円と万車券決着に。

▶動画：村上博幸が差し切り決勝進出を決めた12R

差し切った村上は、「（連携した）岸田（剛）が頑張ってくれた。お互いベストレースができた。（レースの組み立ては）犬伏（湧也）君を後方に置くしかないので、それだけです。自分としても（脚に）余裕があるわけではないので、我慢しようと思いギリギリまで（岸田を）庇った。余計な動きをせず、（他ラインに）隙を与えないのを意識した。（ライン）3番手の笠松（信幸）もしっかり（後ろの動きを）閉めてくれていた。自分の我慢でチャンスを崩したが、自分なりにしっかり走ったと思う」とレースを振り返った。

また、「アレルギーが出たりしてしんどい部分もあるが、とにかくベストを尽くします。犬伏を何とかラインでやっつけることができて嬉しいです。明日（の決勝戦）も岸田と頑張ります」と意気込みを語った。