【西武園競輪場・G3・ゴールド・ウイング賞】眞杉匠が捲り切り大会連覇

<西武園競輪場: ゴールド・ウイング賞>◇G3◇12R◇31日◇S級決勝

眞杉匠（栃木）が捲り切り、大会連覇を決めた。

タイトルホルダーの眞杉と山口拳矢（岐阜）が人気を二分した決勝戦。地元の森田優弥（埼玉）が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで眞杉が発進すると、人気に応えて捲り切った。

2車単は24番人気の3-4、5750円。3連単は87番人気の3-4-9、2万1320円と万車券決着に。

▶動画:眞杉匠（栃木）が捲って大会連覇を決めた12R

人気に応えた眞杉は、「（地元勢じゃないのに）何かすいません（笑）。埼玉があれだけ多かったし、（単騎戦は）ありえるなと。やりづらさはあった。作戦は走りながら考えた。ごちゃついたので腹を括った。（作戦の組み立ては）どうなっても対応できるように。前も踏み合って脚を使っていないのが僕だけだったので、何とか地元勢をやっつけられた。展開が向いた」とレースを振り返った。

また、「正直（S級）S班になってからは記念（戦でも）飛んでいたし、3日間先行できたし、これを機に弾みをつけられれば。（本当は）打鐘を取って（攻めて）行くぐらいじゃないと駄目。9月はあっせん停止なので、前橋（のG1寛仁親王牌）で取れるように頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。