【四日市競輪場・G3・泗水杯争奪戦】神山拓弥が完全優勝で5度目のG3優勝

<四日市競輪場: 泗水杯争奪戦>◇G3◇12R◇3日◇S級決勝

神山拓弥（栃木）が差し切り、完全優勝で5度目のG3優勝を飾った。

実力者が揃ったことで人気の割れた決勝戦。打鐘とともに眞杉匠（栃木）が踏み出し、主導権を握る。最終バックストレッチで古性優作（大阪）が踏み出すと、最終4コーナーで神山も番手捲りに切り替え。迫る山田らを振り切り、完全優勝を飾った。

2車単は29番人気の8-7、6490円。3連単は251番人気の8-7-4、7万9400円と万車券決着に。

▶動画: 神山拓弥が完全優勝を決めた12R

完全優勝を飾った神山は、「自分がいちばんビックリしている。関東の若手が頑張ってくれたおかげ。出来すぎ。車番的に後ろになると思っていたので、（連携した）眞杉（匠）君を信頼してついて行った。さすがタイトルホルダーだなと。（眞杉は）めちゃくちゃ掛かっていたが、バック（ストレッチ）で苦しそうだなと思った。自分の技術不足で眞杉君を残せず縦に踏んでしまったので、そこは反省。（最終）4コーナーからめちゃくちゃ長く感じた。誰も来ないでくれと心の中で思っていた」と連携した仲間に感謝。

また、「記念のレベルが上がっているので獲れると思わなかったが、（最後の直線で）誰も来なかったので獲ることができました。これからも頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。