【玉野競輪場・サマーナイトフェスティバル】眞杉匠が差して大会連覇

＜玉野競輪場：サマーナイトフェスティバル＞◇G2◇12R◇21日◇S級決勝

眞杉匠（栃木）が差し切り、大会連覇を飾った。

4車ラインとなった関東勢の眞杉と吉田拓矢（茨城）に期待が集まった決勝戦。前受けの佐々木悠葵（群馬）が主導権を握り、レースをリード。最終周回で太田海也（岡山）が踏み出し先頭に立つも、ラインが千切れて単騎の状態に。最後の直線、太田のマークにつく形になった眞杉が差し切った。

2車単は1番人気の1-5、440円。3連単は7番人気の1-5-8、3310円と人気決着に。

▶動画：眞杉匠が差し切り大会連覇を飾った12R

大会連覇を決めた眞杉は、「（前受けの選択をしたのは）外よりは内でもがき合った方がいいなと。（連携した佐々木悠葵は）気合いが入っていて頼もしかった。佐々木さんも掛かっていたが、その上を（太田）海也君が来た。止めきれれば良かったが…。（太田の仕掛けは）強烈でした。その煽りで（清水裕友が）遅れてくれたので、そこをついた。ゴールした瞬間は分からなかったが、何とか優勝できた」とレースを振り返った。

また、「後半戦は関東を引っ張って、1人でも多くグランプリに連れていければと思います」と年末に向けて力強いメッセージを送った。