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【小松島競輪場・阿波おどり杯争覇戦】西田優大が捲って記念初優勝「信じられない」

<小松島競輪場:阿波おどり杯争覇戦>◇G3◇12R◇6日◇S級決勝
西田優大(広島)が捲り切り、記念初優勝を飾った。
地元・小倉竜二(徳島)の完全優勝がかかった決勝戦。打鐘前で犬伏湧也(徳島)が踏み出し、主導権を握る。最終2コーナーで単騎の西田が踏み出すと、一気に叩いて先頭へ。迫る地元勢を振り切り、記念初優勝を飾った。
人気を落としていた西田が優勝したことで、2車単は45番人気の8-6、1万3060円。3連単は360番人気の8-6-5、17万4430円とビッグな配当に。
単騎ながら大金星をあげた西田は、「ちょっと信じられない。(昨日の夜は)いつも通り過ごせた。9着でも良いので、力を出し切れるところを逃さないようにと思った」と驚きを隠しきれない様子だった。
そして、「あの並びになったら、菅田(壱道)さんも粘りに行くと思ったので、その後に行けるタイミングがあればと。最終1コーナーから踏み込んだ。踏み出しはそうでもなかったが、4番手ぐらいまで行ったあたりで行ける(捲り切れる)かなと。無我夢中だった。(優勝したのは)流石に分かった」とレースを振り返った。
そして、「嬉しいが、信じられない気持ちだった。(今後は警戒されると思うので)難しくなるが、頑張ります。これからも1着、優勝目指して頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。

- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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