【小田原競輪・G3・北条早雲杯争奪戦】郡司浩平が捲って準決勝へ「気持ち入ってる」

＜小田原競輪場：北条早雲杯争奪戦＞◇G3◇12R◇26日◇S級二次予選

郡司浩平（神奈川）が捲り切り、2連勝で準決勝進出を決めた。

郡司に圧倒的支持が集まった最後の予選競走。早い仕掛けで藤原俊太郎（岡山）が踏み出し、レースをリード。打鐘とともに小原唯志（茨城）が捲りに出るも、藤原が主導権を主張し失速。最終周回で人気の郡司が発進すると、一気に叩いて先頭へ。他ラインが攻めることが出来ず、人気に応えて押し切った。

地元勢が上位を独占したことで、2車単は1番人気の7-1、140円。3連単は2番人気の7-1-4、570円と本命決着に。

▶動画：郡司浩平が2連勝で準決勝に駒を進めた12R

2連勝で予選突破を決めた郡司は、「流れの中でしっかり仕掛けて、後ろに回ってくれている先輩2人にもチャンスがある仕掛けを出来ればと考えていた。位置をしっかり確保して、あとはタイミングを見てというだけでした。前がかなりもがき合いになっていたので僕にもチャンスが生まれたし、そこを逃さず仕掛けられたのが今日のレースのポイントだったと思います。ラインで決まったことが1番嬉しいです」とレースを振り返った。

初日は番手戦、今日は自力での戦いとなったが、「自力を出すとかなり身体の重たさを感じるが、しっかりと反応できているので調子自体は悪くないし、気持ちも入っている。南関勢がいっぱい勝ち上がっているので、1人でも多く決勝に乗って結束力を見せられれば」とメッセージを送った。