競輪コラム

サマーナイトフェスティバルとは?出場選手の条件やレースプログラムについて説明!

サマーナイトフェスティバルは、2005年から始まったG2競輪レースですが、数あるナイター競輪でも最大の祭典といえます。このレースにて見事に優勝した選手に与えられる称号「夜王」は、夏の競輪の記憶に鮮やかに残ります。暑い夏にピッタリの激しい戦いが繰り広げられ、毎年ファンの注目を集めています。

今回は、そんなサマーナイトフェスティバルの開催内容や選手の選抜方法など、知っておきたいポイントをまとめてご紹介します。

サマーナイトフェスティバルとは?

サマーナイトフェスティバルとは、2005年度に新しく創設されたG2の競輪レースです。

夏競輪の楽しみのひとつ、ナイター競輪。かねてよりファンの間で待望だったナイター競輪のグレードレースを実現したのがG2のサマーナイトフェスティバルです。ナイター開催のグレードレースは、競輪の世界でもはじめてのことでした。

参考:ナイター競輪の魅力に迫る!時間帯別レースの特徴や車券の購入場所についても解説

サマーナイトフェスティバルは5名の選手による決勝がおこなわれます。
その覇者には、ナイター競走にちなんで「夜王」という称号が与えられます。

サマーナイトフェスティバルは、ナイター競輪のなかでも最大の開催規模を誇ります。S級S班在籍者や、オリンピックの自転車競技におけるトラック種目の代表選手なども出場。夏の夜、華やかにレースが開催されて、ファンの間でも人気のナイター競輪です。

新型コロナウィルスの影響が心配された2020年のサマーナイトフェスティバルでしたが、7月10日(金)~12日(日)の3日間の日程で無事に開催が終了しました。
2020年度のサマーナイトフェスティバルの覇者は、山口の105期、S級S班の清水裕友選手でした。

清水裕友選手

サマーナイトフェスティバルに出場できる選手の条件

ここからは、サマーナイトフェスティバルの出場選手選別方法を紹介します。

毎年、若干の変更点はあるものの、基本的に次のような資格順位で選考がおこなわれます。

1. S級S班在籍者
2 .選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者※開催時S級1班所属が条件
3. G1・G2(ヤンググランプリを含む)・G3の優勝者
4. F1の優勝回数上位者

ちなみに、優勝回数が同じ場合は平均競走得点の上位者から選出します。それでも、同じ選手がいる場合は賞金獲得額の上位者を選抜。なお、補欠選手の選抜は正選手を除いたF1の優勝回数上位者から、さらに順次選抜されます。また、2015年から正選手のうち次の条件を満たした合計9名は、特別選抜予選に出走できるようになりました。

1. 前年のKEIRINグランプリ優勝者
2 .G1・G2(ヤンググランプリを含む)の優勝者
3. 残りの選手は平均競走得点上位者を順次選抜

このように、サマーナイトフェスティバルの選抜方法は、非常に厳格でしかも正選手から補欠選手まで、細かな条件でふるいにかけられるルールになっているのが特徴です。

サマーナイトフェスティバルのレースプログラム

ここからは、サマーナイトフェスティバルの初日~最終日のレースプログラムをご紹介します。

開催期間
3日間(初日、2日目、最終日)

初日のレースプログラム
1R~8R:S級・予選
9R:S級・特別選抜予選
10R~12R:L級・ガールズ予選(第1走)

2日目のレースプログラム
1R~3R:S級・選抜
4R~6R:S級・特選
7R~9R:S級・準決勝
10R~12R:L級・ガールズ予選(第2走)

最終日(3日目)のレースプログラム
1R~2R:L級・ガールズ選抜
3R~4R:S級・一般
5R~6R:S級・選抜
7R~8R:S級・特選
9R~10R:S級・特別優秀
11R:L級・ガールズ決勝
12R:S級・決勝

サマーナイトフェスティバルの過去の優勝選手

ここからは、サマーナイトフェスティバルの歴代の優勝選手をご紹介します。

2019年(第15回) 村上博幸選手

村上博幸選手 サマーナイト優勝

村上博幸選手は、京都の86期、S級S班。決まり手は差しで、2位の静岡の渡邉雄太選手と8分の1車輪でした。

2018年(第14回) 渡邉一成選手

渡邉一成選手は、福島のS級S班。捲りで2着の愛知・深谷知広選手を1車身で制して優勝しました。

2017年(第13回) 新田祐大選手

新田祐大選手 サマーナイト優勝

福島のS級S班、新田祐大選手が第13回のサマーナイトフェスティバルを制しました。決まり手は捲り。2着の渡邉一成選手とは1/2車身差でした。

2016年(第12回) 浅井康太選手

浅井康太選手 サマーナイト優勝

この年優勝の浅井康太選手は三重・90期。S級S班で捲り勝ち。2着の茨城・88期の武田豊樹選手とは8分の1車輪。ゴール前の熾烈な戦いを制しました。

2015年(第11回) 近藤龍徳選手

近藤龍徳選手 サマーナイト優勝

当時24歳の近藤龍徳選手(愛知・101期)が優勝。決まり手は差し。2位との着差は4分の3車身という結果を残しています。

サマーナイトフェスティバルを楽しもう!

ナイター開催の競輪G2として競輪ファンに人気のサマーナイトフェスティバル。毎年、7月上旬にナイター開催されて、夏の夜を選手の華麗なレースが彩ります。2020年はいわき平競輪場で開催されました。

サマーナイトフェスティバルは、選抜で正選手と補欠選手合わせて80名以上が参加する、大規模なナイターレースです。デイレースにはない、ナイターならではの楽しみがいっぱい。ぜひ、ナイター競輪「最大の祭典」であるサマーナイトフェスティバルでその年の「夜王」の誕生を目のあたりにしてみませんか。

参考

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