競輪コラム

競輪のラインの読み方は出走表にヒントがある!ライン予想を徹底解説

競輪のレースでは、お互いが協力しあうために結成する「ライン」が存在することを知っていますか?

競輪歴が長い方からは、「ラインを知らなきゃ競輪は予想できない」と言われるほど、競輪予想では重要な要素です。

競輪のラインは、競輪予想をするときに的中率を上げるための要素が多く詰まっています。
そのためラインの特性や読み方を知るほど、周回予想の質も上がり、最終的には的中率が向上するといわれています。

本記事では、競輪のラインの読み方を紹介するとともに、ラインで予想する方法を詳しく紹介しますので、ラインについて深く知らない方は、ぜひ参考にしてみてください。

競輪のライン読みとは?

競輪では、ほかのラインの選手をけん制したり、ブロックするために、レース中に同じ地区などの選手同士が数名のチームを作ります。

しかし、どうしてラインを作って走るのでしょうか。

その理由は、時速70km近いスピードで競走をする競輪では、どうしても前を走る選手が風の抵抗を受けるため進みにくくなります。その風の抵抗を防ぐためや、少しでもレース中に優位な位置取りを取れるようにラインと呼ばれる隊列を組みます。

また、競輪では最後の1周半までライン同士の戦いとしてレースが進行しますが、その先は個人の戦いになります。そのため、ラインを組んでよい位置取りを確保することこそが、最終周回の個人戦の勝敗をわけるといっても過言ではありません。

そこで重要なのが「ライン読み」です。

ライン読みとは出走表を確認したときに、選手が同じライン内でどのような動きをするのか、事前に予想することです。

各ラインで選手間に役割が細かく設定されているのか、競走得点が高いメンバーで構成されたラインはあるのか?など、細かいライン読みをすることで予想の質も大きく変化するでしょう。

そこで、まずは各ラインの役割や確認方法から解説します。

ラインの役割を理解する

ラインの解説 画像

ラインは風の抵抗を防ぐためだけではなく、ポジションによってそれぞれの役割があります。

たとえば、3名で組んだラインのなかにスタミナやスピードを兼ね備えている選手がいれば先頭を走ります。また若手選手の場合、風の抵抗をもろともしない脚力やスタミナを持っているためこのポジションを担うことが多いです。

一方で、ベテランの追い込み型の選手は、その先行を走る選手の後ろにポジションを取り、ほかのラインの選手をブロックしたり、位置を動かしてレース展開をうまくコントロールします。そのため、同じラインにいる選手のなかでも、追い込みタイプなのか、先行タイプなのかで周回中の動き方が大きく変わります。

また、同じラインになっている選手の競走得点も把握しておきましょう。

もし3人のラインで構成されてるときに、3人とも競走得点が高い場合には、ほかのラインに対してうまく立ち回り、高度な走りをする場合があります。

逆に、一人だけ競走得点が高い選手がいるラインでは、残り1周半で誘導員が抜けた瞬間から一気に前に出てくるかもしれません。

そのため、各ラインでの役割、競走得点は予想をするときに非常に重要なヒントになります。ぜひ、これらをしっかり頭に入れておきましょう。

出走表もしくは予想ラインを確認

競輪初心者のなかには、ラインを読みたいけれど調べ方がわからないという方もいるでしょう。
その場合は、予想するレースの出走表を確認してください。

出走表には所属県という項目があり、県を調べれば同じ地区の選手がすぐに判別できます。

ラインは以下の8種類の構成で組まれることが多い傾向があります。

  • 「北日本ライン」北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島
  • 「関東ライン」 東京・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨・長野・新潟
  • 「南関東ライン」神奈川・千葉・静岡
  • 「中部ライン」 愛知・岐阜・三重・富山・石川
  • 「近畿ライン」 京都・大阪・兵庫・奈良・滋賀・和歌・福井
  • 「中国ライン」 広島・山口・岡山・島根・鳥取
  • 「四国ライン」 愛媛・香川・徳島・高知
  • 「九州ライン」 福岡・熊本・長崎・佐賀・大分・鹿児島・宮崎・沖縄

また、競輪場などで観戦する場合は、レース前に映像が放送されているモニターにもラインが公開されています。もし競輪場で楽しむ方は、当日にも確認してみてください。

競輪のラインを見てレース展開を読む方法

ラインの役割や確認方法を理解したら、次はラインからレース展開を読んでいきましょう。

競輪のレース展開をラインから読み取ることができれば、予想の質や的中率も向上し、脱初心者も目指せるでしょう。ぜひ、以下のレース展開を読む方法を実践してみてください。

出走表の選手コメントは重要なヒントになる!

出走表には選手の所属県や競走得点が記載されています。しかし、予想の材料になるのはそれだけではありません。

出走表には、選手のコメントが記載されていることがあり、「◯◯選手を追います」「◯◯選手より前に行きたい」などのレースに対する選手個人のコメントが予想の大きなヒントになります。

同一ラインであれば、その選手がどのような役割なのか、また戦略はどのように考えているのか、などを推測できるのでラインと照らし合わせて周回予想を考えるのが面白いでしょう。

またコメントからは、誰と誰がラインを組むのかも推測できるため、予想する前には確認してください。

決まり手を事前に把握して展開予想する

競輪には「逃げ」「捲り」「差し」「マーク」などのレースの勝敗をわける決まり手というものが存在しています。

予想をするとき、1着だと予想する選手のラインを確認し、各選手がどのような決まり手を得意としているのか、直近の過去レースをチェックするとよいでしょう。

同じメンバーで構成しているラインで上位入賞している場合、ライン全体のバランスや役割が的確で、レース展開もスムーズに機能していることがわかります。その場合は、次のレースでも同じ役割でラインが組まれる場合が多いので、過去のレースの決まり手を事前に知っておくだけで予想の立て方が変わります。

そのため、軸に設定したライン全員の決まり手を頭に入れて予想を考えていきましょう。

競輪はラインも重要だが、最後は個人の戦い

競輪ではラインを組んでレースをするのは、最後の1周半までです。そのあとは個人戦が始まり、全員が必死に一位を目指して競います。

そのため、予想する際にラインだけを見て判断するのはやめておきましょう。

ラインを読むことはとても大切ですが、競走得点などから個人の実力もしっかり把握していないと、思った以上に的中率は上がらないでしょう。

そのため、ライン読みと並行して、競走得点が高い選手や人気のある選手の能力も踏まえて予想すると効果的です。

競輪のラインを読んでもっと楽しく予想しよう

競輪予想する上では、ラインの存在がとても重要な要素となっており、ライン内の選手の役割や決まり手、特徴などを確認し、予想の材料として取り入れると予想の質も上がってくるでしょう。

また、ラインの動きや役割を踏まえてレース展開を予想していくと、何も知らないでレース観戦するよりも楽しさは倍増します。

競輪は、選手がゴールして着順が確定するまで結果は誰にもわかりません。

しかし、予想する際に知識を多く持っているだけで的中率が上がったり、万車券を手にできる可能性は確実に上がっていくでしょう。

そのためにもラインの読み方をしっかりと把握して、自分なりの周回予想をできるようにしましょう。

参考.1 : WINTICKET 競輪勉強シリーズ

参考.2 : WINTICKET 初心者向けコンテンツシリーズ

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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