競輪コラム

第121回、122回選手候補生合格発表!

1950年(昭和25年)に『日本サイクルセンター』として開設してから70年あまりの歴史を経て、数々の名選手を生み出してきた『日本競輪選手養成所』。
昨年、実施された第121回選手候補生(男子)と第122回選手候補生(女子)の入所試験合格者が、去る1月14日(木)に発表されました。

競輪学校の試験の種類や、今回の合格者数

試験は大きく分けると「一般試験」と「特別選抜試験」の2種類あります。

一般試験はさらに「技能試験(第1次試験は実技。第2次試験は競技形式)」と「適性試験(第1次試験は実技。第2次試験は体力測定)」の2つに分かれていて、技能試験は自転車競技経験者、適性試験は未経験者が主に志望します。

一方、特別選抜試験は自転車競技やそれ以外の競技において、世界規模の大会で優秀な成績を収めた人を対象にした試験です。
一般試験に比べて試験内容が大幅に緩和されているこの試験で過去に合格している主な選手としては、スピードスケートで活躍した武田豊樹選手(茨城・88期)やスキーのモーグル競技五輪大会でメダルを獲得している原大智選手(宮城・117期)などがいます。

今回、応募した男子は一般試験に391名(技能試験志望者320名、適性試験志望者71名)、特別技能試験に9名(アイスホッケーやキックボクシングの経験者、元プロ野球選手など)の計400名で合格者は70名。女子は一般試験に57名(技能試験志望者38名、適性試験志望者19名)、特別技能試験に2名(柔道、ハンドボール経験者)の計59名で合格者は21名。

男子の倍率は5.7倍、女子の倍率は2.8倍という狭き門をくぐり抜けた、将来が期待される若人たち。主な候補生は以下になります。

第121回生(男子)技能試験合格者

東矢 圭吾(トウヤ ケイゴ・熊本・22歳)

2019年『全日本学生選手権トラック自転車競技大会』ケイリンで1位。東矢昇太選手(熊本・98期)の弟です。

中野 慎詞(ナカノ シンジ・岩手・21歳)

2019年『全日本自転車競技選手権大会』ケイリンで2位。新田祐大選手(福島・90期)率いる『ドリームシーカー』所属。ナショナルチームにも入っています。

治田 知也(ハッタ トモヤ・新潟・22歳)

2019年『国民体育大会』1kmタイムトライアルで1位。

日高 裕太(ヒダカ ユウタ・静岡・18歳)

2019年『全国高等学校総合体育大会自転車競技大会』スプリントで1位。

松本 秀之慎(マツモト ヒデノシン・熊本・18歳)

新型コロナウイルスの影響で中止となった『インターハイ2020』の代替大会となった2020年『JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会』チームスプリントでジュニア日本記録更新で優勝。ケイリンで1位。すでに引退している元競輪選手の松本秀浩氏のご子息で、松本秀之介選手(熊本・117期)の弟。競輪一家のサラブレッドです。

中釜 健次(ナカガマ ケンジ・大阪・22歳)

中釜章成選手(大阪・113期)の弟です。

第121回生(男子)適性試験合格者

小坂 丈(オサカ ジョウ・茨城・25歳)

2019年『アイスホッケー世界選手権』3位。
・近藤 圭佑(コンドウ ケイスケ・埼玉・35歳)
2019年『全日本プッシュスケルトン選手権大会』2位。

第121回生(男子)特別選抜試験合格者

近谷 涼(チカタニ リョウ・富山・28歳)

2017年『UCIトラックワールドカップ第4戦』チームパシュートで2位。自転車トラック競技日本ナショナル中長距離チーム、『チームブリヂストンサイクリング』所属です。

第122回生(女子)技能試験合格者

金田 舞夏(カネダ マイカ・福岡・18歳)

2019年『ジャパントラックカップ』ケイリンで1位。

野寺 楓(ノデラ カエデ・静岡・22歳)

2019年『全日本自転車競技選手権大会トラックレース』500mタイムトライアルで2位。

松本 詩乃(マツモト シノ・東京・22歳)

2019年『全日本大学対抗選手権自転車競技大会』スプリントで1位。

又多 風緑(マタダ フツカ・石川・18歳)

2020年『JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会』500mタイムトライアルで1位。

第122回生(女子)適性試験合格者

塩田 日海(シオダ ヒウミ・神奈川・22歳)

2019年『日本学生陸上競技対校選手権大会』棒高跳で16位。


彼ら、彼女たちの入所式は5月27日(木)におこなわれます。
養成所にてプロフェッショナルアスリートに必要な技能と知識を身に付けて、2022年に無事デビューして活躍することを期待しましょう!

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