競輪コラム

【EXデータで展開予想!】競輪祭4日目 11月21日(土) 11R

ケガで4着に泣いた昨年のガールズグランプリの悔しさをバネに1年間がんばってきた想いがこみ上げて、こぼれる涙が止まらない佐藤水菜に、思わずウルッとする完全優勝の児玉碧衣。

感動のガールズグランプリトライアル決勝が幕を閉じて、競輪祭もいよいよ後半戦に突入します。まずは二次予選Aのラスト第11Rから。

【EXデータで展開予想! 競輪祭4日目 11月21日(土)11R】

初戦5着も2戦目は恵まれた展開で1着を獲り、二予Aに進めた⑦山田英明。運を味方に付けているということなのか、4日目は⑤清水裕友が引っ張ってくれる番組構成となった。

並び予想はコチラ。

<朝日新聞社杯 競輪祭4日目 11月21日(土)11R出走表並び予想画像 ②⑥・⑤⑦①・⑧・⑨③④>

直近4カ月のS回数8回の①坂本健太郎がS獲って⑤⑦①が前で正攻法に構える可能性もあり、コチラの並びも考えられる。

⑤⑦①・②⑥・⑧・⑨③④

『EXデータ』「かまし成功率」「つっぱり成功率」を見比べると、つっぱる可能性があるのは単騎の⑧宿口陽一だけで、②和田真久留、⑤清水、⑨野原雅也はかまして逃げるか捲るタイプ。それだけ見ると、インを切ったり、切られたり、出たり、入ったり、引いたり、かましたりと目まぐるしい展開が予想されるが、前で様子をうかがいつつ、自分も生き残る術を探す⑨野原が最終的には前で構えているところに⑤清水がかましていくという展開が予想される。

⑤清水のラインは最終ホームで出切ってバックを獲れるのか?

「競走得点」「勝率」はほぼ互角。「対戦成績」は1回しかないので参考にならず。ただし『EXデータ』にある「ライン先頭の成績」では⑤清水が1着24%(12/50)、2着26%(13/50)の合わせて50%(25/50)なのに対して、⑨野原は1着13%(8/60)、2着28%(17/60)の合わせて41%(25/60)。やや、⑤清水に分がある。

競輪ファンならご存知の通り、⑤清水は奇襲が上手い。その上、背負っているのはGP当落線上にいる⑦山田となれば、多少無理しても早めのかましで出切るとみた。そこにすかさず乗っていきそうなのは②の和田で最終バックの並びはこの予想。

⑤⑦①・②⑥・⑧・⑨③④

こうなれば⑤=⑦で決まるだろう。3着は①坂本の付ききり、②和田の追込み、①坂本の後ろに付いてきたときの⑧宿口、⑨野原の捲り追込み、乗り換えたときの③東口善朋までで。

⑤=⑦-①②③⑧⑨の10点

ここでポイントとなるのは、そもそも捲り屋である⑦山田の番手発進。第11Rは二予Aで4着条件(4着までが準決勝進出)とはいえ、バックから捲り発進しては⑤清水が5着以下に沈む可能性が出てくる。⑤清水が最終バックを獲れていないといった事態にならない限り、それはないだろう。

もうひとつのポイントは⑦山田が差すか差さないかというところ。3日目が終わった時点で獲得賞金ランキング9位(約4,578万円)という、まさに当落線上にいる⑦山田。しかも10位にいるのは第12Rに登場する新田祐大選手(約4,172万円)。その差、約400万円。第11Rの1着賞金は38万5,000円。第12Rの1着賞金は89万円で、どちらも勝ったとしても50万円縮められてしまう。

これ以上の差を縮められたくないならば、遠慮なく差してくるとみれば⑦-⑤-①②③⑧⑨の5点に絞るか、清水がもうちょっとタレて穴狙いの⑦-①②⑤⑧-①②⑤⑧の12点まで。


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【EXデータで展開予想! 競輪祭4日目 11月21日(土)12R(DMR)】


<参考リンク>
今年最後のG1!「競輪王」の称号は誰の手に!! 第62回『朝日新聞社杯 競輪祭』
「2020ガールズグランプリトライアル」大会展望・注目選手
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【徹底解説】WINTICKET EXデータの予想への役立て方


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ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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